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畳のお手入れについてQandA
畳はいつ替えればいいの?
畳の色が緑から褐色になってきたら取替えをおススメします。また、畳の交換時期は湿気の少ない季節を選んでいただくとカビがはえにくく簡単にお手入れできます。
畳に家具の跡がついたらどうしたらいいの?
凹んだところに適度に霧吹きして、濡れタオルをあててアイロンをかけてください。
灯油をこぼしちゃった
こぼした上に小麦粉、塩、ベビーパウダー、粉石けん、クレンザーなどの粉末をふりかけ十分液体を吸い取らせてください。そのあとそうじきで吸い、かたく絞った布でよく拭いてください。完全に元通りにするのは難しいですが、ペットのおしっこや醤油なども同じやり方です。
畳にカビがはえてしまったら?
漂白剤を水で薄め、雑巾で表面のカビをよく拭き取ります。
次に消毒用のアルコールを、布に染み込ませて丁寧に拭き取ってください。
日焼けを少し直したい
中性洗剤のうすめ液で固絞りの雑巾がけをしてから、酢を1%ぐらいまぜたぬるま湯で拭いてください。
畳にダニが発生したら?
掃除の回数を増やしたり、自然通気に心がけてください。事前に防虫シートを活用すると、ダニの発生を抑えられます。※防虫シートに関しましてはご相談ください。
焼け焦げをつくったら?
タバコのように小さい場合は、オキシドール(皮膚や粘膜、傷の消毒液)で漂白し、ろうをたらして穴をうめ、セロハンテープを貼って、こげ穴を大きくしないようにしましょう。
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畳表ができるまで
苗掘り・株分け
8月に畑(苗床)に植え付けられた苗を掘り出し水田苗床へ植付け育苗します。それを11月下旬に掘り出し、本田植え付け株用に根切り、株分けの調整をします。
植え付け
株分けした苗を掘り出し水田苗床へ植付け育苗します。
先刈り
5月上旬頃イ草の先端を刈り取り、根元に日光が当るようにして新芽の発芽を促します。先刈りしたあと、長くなったい草が倒れるのを防ぐため、網をかけます。
収穫作業
6月中句から7月中旬にかけ、生育の良い充実したイ草から順番に刈り取ります。
泥染め作業
い草を染土と呼ばれる粘土質の液につけて泥染めをします。これは、い草の葉緑素を保ち、畳表独特の色・香り・光沢を出すためです。乾燥まで一気に仕上げ、乾燥が終わったい草は、倉庫に保管されます。
畳表の製織
乾燥されたい草は、長さごとに選別し、傷、太さのチェックをして一枚一枚畳表に織り上げていきます。
出荷
製品に対する責任表示を明確にするために、生産者番号を表示するステッカーをつけて、全国に出荷されています。